ふたなり 巨チンさん
文:ヘタレ



「さあ!続きましては今回の目玉商品の登場です!」

ステージ上の男が、唾を飛ばしながら手にしたマイクに叫ぶ。
その声に合わせて、舞台袖からは一人の少女が現れた。
その姿を見た客席から、どよめきが起こる。
少女は裸体であり、両手を後ろに縛られている。
その首にはがっちりと黒い首輪がはめられていて、
彼女が誰かの「所有物」である事を示していた。
そして。


「ごらん下さい!商品ナンバー17番、最新の生体改造技術の成果、
超巨根娘です!」





彼女の股間には、本来そこに有り得ないもの――男性器が存在していた。
既に大きく勃起しているそれは、少女の歩調に合わせて、
ぶるん、ぶるんと大きく振れている。
その度に少女は、辛そうな、あるいは恍惚としたような表情を見せる。


「いかがでしょう、この巨大な醜いペニス!
陰茎の長さは19センチ、陰嚢の直径10センチ!
今回のオークション最高の『大モノ』でございます!」


司会の男の言葉を聞いた客達が、改めて彼女の股間を見つめる。
その視線の全てを、少女は舞台の上で受け止めていた。
恥ずかしい。出来る事なら、今すぐ叫びだし、逃げ出してしまいたい。
でも、そうする事は出来ないのだ。
少女は、声を発する事を禁じられていた。なぜなら彼女は『商品』だったから。
『商品』が、自分の意思を示すことは、あってはならない事だったから。


「さらに!」


ステージ上を左右に練り歩いていた少女に、男がつかつかと歩み寄る。
そして、手を大きく振りかざして、少女の尻を思い切り張った。


「っ!」


思わず漏れそうになる悲鳴を、少女は必死に押し殺す。
続けざまに、二度、三度と叩きつけられ、
少女の白い肌は見る見るうちに赤く腫れてゆく。
そうする内に、唇を噛み、声を抑えていた少女の体に、
別の変化が現れだした。


「さあ皆さん、ごらん下さい!この娘の陰茎が、先程よりもさらに!
さらに勃起しているのがお分かりでしょう!
そうです!両性具有化だけでなく、既にマゾ奴隷化調教も完璧でございます!」


若干息を切らしながら喋り続ける司会者の言葉に、
客席で「ほぉ・・・」というざわめきが起きた。
少女ももちろん、それを知っていた。
自分はもう、完全に被虐の悦びに目覚めてしまった事に。
『商品』として、今日この場に出されるまでに受けてきた、人体改造や調教の数々――
思い出すだけで身震いがする。
それでも、この醜悪な肉棒だけは、全ての刺激を悦楽として受け止めて、
何度も何度も絶頂に達してきた。
まるでそれ自身が、一つの生き物であるかのように。




「さあ!それではお待ちかねの試用タイムです!
どなたか試用を希望される方はいらっしゃいませんか?」


司会者の問いかけに、客席から多くの手が上がる。


「それでは・・・そちらの方!お願いいたします」


指し示された一人の男が、壇上へと登り、少女の傍らに立つ。
上から下まで嘗め回されるような視線を受けて、
少女はまたも恥ずかしさで頭がいっぱいになった。
それでもやはり、陰茎だけは、視線すらも刺激として受け止めているように、
ビクビクと脈打っている。


「さて、準備はよろしいでしょうか!試用タイム・・・スタート!」


司会の男の一際大きな叫びと共に、客の男の手が少女の陰茎を、
ガシッと鷲掴みにした。


「・・ぅっ!」


少女はぎゅっと目を閉じ、股間から伝わる刺激に耐える。
男は束の間、その太さと熱を味わうかのように動きを止めていたが、
わずかの後に、その手を全力で上下に振り始めた。
少女のペニスが激しくしごかれ、その先端からは早くも透明な液が滲み出している。



「・・・ぁ・・んっ!」


ソコから駆け上る電流のような刺激に少女は、閉じていた目をカッと見開き、
身をガクガクと震わせながらも、歯を食いしばって耐え続けた。





しかし、容赦なく擦られ続けるその責めに、
先程から視線による恥辱で高められていた性器が長く耐えられるはずもなく、
ほどなく少女は射精した。






「おおっ!」


大きく放物線を描き、派手に大量の精液を撒き散らすその肉棒に、
客席から歓声が飛ぶ。
上下に大きく跳ねながら、際限なくザーメンを噴き出し続けるその姿は、
まるで周囲に自分の存在を誇示しようとしているかのようにも見えた。
ようやく精液の流出が終わり、少女は思わずその場に倒れこみそうになった。
しかし、この程度で倒れてしまっては商品として無価値と断定されてしまう。
少女は足を両側に開いて、今にも崩れ落ちそうな腰を何とか支えた。


「さあて皆様!商品の説明は以上!
ここからは落札タイムに入らせていただきます!
まずは・・・50万円から!」


その言葉と同時に会場中が、金額を提示する割れんばかりの叫び声と、
飛び交う札束に埋め尽くされた。






(――私はもう)
絶頂と、疲労と、ステージに当てられた強烈なライトに朦朧とした頭で、
客席から伝わる狂騒を遠くの事のように感じられながら、少女はぼんやりと考えた。
(――私じゃないのかもしれない。今の私を支配しているのは――)
少女は自らの股間に視線を落とす。
そこにあるのは、射精してなお怒張し続けている、
グロテスクでさえある肉塊。
それを見つめる少女の口元が、ふっと緩む。そして、ぽつりと呟いた。


「・・・あと、お願いね」


それっきり、少女は考える事をやめた。







【コメント】
ヘタレさんより 投稿いただきました。

フタナリさんが自分の意志と関係なく
射精させられるのは やっぱいいですね。
そして最後は その肉棒に全てを……(エロッ!



 



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